スパム行為について

SEOを行う上で検索エンジンに対するスパム行為を知っておくことは非常に重要なことです。
スパム行為とは、検索エンジンを欺く行為であり、過去に後述するようなスパム行為が横行したことから、現在各検索エンジンは、それらの行為を行っているサイトにペナルティを与え、上位表示に影響を与えるサイト評価を下げる・もしくはそれら行為を評価しないようにしています。

各検索エンジンは独自のアルゴリズムの中で、多くの評価基準を持っています。ですから、それらの評価基準の中でマイナスの評価を受ければ上位表示に影響を与えます。
サイトを運営している限り、全ての評価をクリアできることはないと思います。
しかし、最低限スパム行為であることが分かっている行為は行わないこと。そして、少しくらいのペナルティが与えられても、それを補えるくらいプラス評価が高いサイトを作り、運営していくことが大切です。

複数ページスパム

複数ページスパムとは、ほとんど同じ内容のURLを複数作り、検索エンジンに登録するスパム行為です。
そのページの任意のキーワードで検索をかけた場合に、同一のコンテンツを有する同じドメイン内のページや異なるURLの複数のページを、検索結果に上位表示させ、検索結果を独占するために行われていました。これはアダルト業者などによって古くから使われていたスパム行為で、現在でも見かける場合があります。

しかし、検索結果リストを特定のサイトが独占し、情報を探しているユーザーの検索結果をゴミに変えてしまうような行為は、たとえ現在検索エンジンに通用する手法だとしても、非常に悪質なスパム行為ですので、絶対に行わないようにしましょう。
ちなみに、現在、検索エンジンは、任意のキーワードに対する検索結果において、同一ドメインに属するページが検索結果を独占しないようにする【クラスタリング】という技術を採用しています。これにより、同一ドメイン内に属するページに関しては、表示件数が制限されます。

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