ロングテールとキーワード

検索結果で上位に位置するキーワードは、競合が多ければ多いほど難しいものになるのは当然です。
それなりに古くからやっているサイトがたくさんの被リンクを抱えて上位に君臨しています。
そういったところと競合して勝てるかどうかを競うのもひとつの生き方ですが、もっといいのはニッチの方向に進化していき、ニッチな分野でトップになっていくことです。
ニッチな分野というのは限りなくたくさんのキーワードが考えられるので、ネタ切れになる心配はする必要はないと思います。

あまりにもニッチなキーワードがたくさん続くのでこれらは「長い尾=ロングテール」と表現されているのは知っている人も多いと思います。
ロングテールというのは、量販店などで観察された結果から生まれてきた考え方です。
SEO対策のキーワードの分布も、ロングテールになっています。ビッグワードから外れたものは、ほぼすべてがロングテールです。
個人や中小企業が目指すべきキーワードは必然的・合理的にロングテールが重要になってきます。

飽和したキーワード

今のビッグワードがこれからもビッグワードであり続けることはなく、今のロングテールのキーワードがいつまでもニッチのままであるとも言えません。
時代は巡ったり、変わったりするので、そのたびにキーワード自身も変遷し、下克上します。
ゲタ業界でいくら隆盛を誇っても、靴業界が台頭したらゲタ業界など世の中はどうでも良くなったりします。
馬車業界でいくら隆盛を誇っていても、車業界が台頭したら馬車業界は廃れてしまうのです。
新聞業界は永遠の権力業界だと言われていた時代もありましたが、インターネットが台頭して10年もしないうちに新聞業界は超不況業界として莫大な赤字に苦しむようになりました。
今、SEO対策でビッグワードを独占している企業があって、しかもそのキーワードでは激しい競争が繰り広げられているのであれば、そこはすでに「飽和したキーワード」です。

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